2025年10月13日 百名山の仙丈ヶ岳に登りました
<仙丈ヶ岳から藪沢カールを見下ろす>
前日、甲斐駒ヶ岳に登った後、北沢峠のこもれび山荘に宿泊。この日は北沢峠から仙丈ヶ岳に登りました。南アルプスの山々の眺めを楽しんだ登山。距離9.3km・累積標高差1116mの行程を紹介します。

3時30分、起床。
4時30分、こもれび山荘の朝食。美味しい食事で本当にありがたいです。ご飯と味噌汁をおかわりして満腹になりました。
真っ暗な中、周りの方は続々と出発していました。私も不要な荷物を預けて準備完了。今日は身軽に歩けるのが嬉しいです。
5時00分、登山開始。山荘前の登山口から小仙丈尾根を登ります。
二日連続のブラックスタート。ここ1ヶ月は熊の目撃情報はなく、周囲に登山者も結構いたので、不安なく歩けました。
5時20分、一合目に到着。この先も、一合20分ほどのペースで進みます。
5時半を過ぎると空が白んできました。
雰囲気の良いシラビソの原生林。四合目あたりから急勾配になって、
6時30分、五合目(大滝ノ頭)に到着。藪沢コースとの分岐点を、まっすぐ小仙丈コースに進みます。
五合目から急坂を登ると低木帯となり、
森林限界を越えて六合目に到着。一気に見晴らしの良い空間に出ました。前方に小仙丈ヶ岳。
後方には甲斐駒ヶ岳。駒津峰と栗沢山のV字の谷間に、仙水峠から仙水小屋・長衛小屋と並んでいるのがよく見えます。紺色の遠い山並み、白銀の甲斐駒、緑と黄の山腹が、美しい色彩を帯びていました。
秋も終盤のハイマツ帯を登って、
7時30分、小仙丈ヶ岳に到着。標高2864m。
仙丈ヶ岳を目指して稜線を歩きます。前方に見えるのは小仙丈沢カール。その裏側に山頂と藪沢カールがあります。
岩場もあるアップダウンを経て、
仙丈小屋との分岐点を真っ直ぐ登ると、
藪沢カールの上部に出ました。ぐるっと周って山頂に向かいます。
8時30分、仙丈ヶ岳に到着。標高3033m。登山口から3時間30分のタイムでした。
沢山の人で賑わう山頂。歩いてきた方面には、富士山と北岳。
藪沢カール側には、八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳が見えます。いい景色なので腰を下ろして休憩しました。
隣でカップ麺を食べていた学生たち「今までで一番高い所で食べた蒙古タンメンかも」「まあ大体そうだよね…こんな高い山初めてだし」「いや飛行機もあるじゃん」「飛行機で食べたことあんの?」「ないよ」・・・他愛もない話を聞きながら麺をすすりました。
下りは藪沢コースを歩きます。仙丈小屋から馬の背ヒュッテを抜けていくルートです。
仙丈小屋を通過。さらに降った所で振り返る仙丈ヶ岳と藪沢カール。
馬の背ヒュッテまでは高木が少ないので、見晴らしがききます。ナナカマドで赤みを帯びた登山道。
緑と黄色に染まった丹渓新道の山腹。
そして甲斐駒ヶ岳。山では秋が終わり、まもなく冬を迎えるでしょう。
9時40分、馬の背ヒュッテに到着。この日(10月13日)が本年の最終営業日で、小屋閉めの最中でした。
馬の背ヒュッテからは、沢が幾筋も横切る道を進んで、
10時20分、五合目に到着。ここからは往路と同じ道を下ります。
11時30分、北沢峠にゴールしました。
<記録>
5時00分開始、11時30分下山(6時間30分)
距離9.3km・累積標高差1116m
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北沢峠から戸台パーク行きのバスに乗って帰ります。13時10分のバスを待っていたところ、人数が集まったということで臨時便が出て、12時05分に出発しました。
12時55分、戸台パークに到着。茅野駅行きの南アルプスジオライナーは17時00分発。ここで4時間過ごすしかありません。
仙流荘で入浴後(800円)、レストランで食べたソースカツ丼(1000円)。美味しかったです。
あとは仙流荘前で2時間座っていました。館内で買った缶ビール。昨日買った赤ワインの残り。北沢峠から続々と降りてくるバス。バス停に並ぶリュックサック。こもれび山荘で同宿した何人かの人たち。甲斐駒と仙丈の思い出。疲労と満足。
戸台の山間に差す日が傾いてきました。奥に鋸岳が見えます。今回、黒戸尾根を登ったことで自信がつきました。鍛錬していつか登りたいと思います。
17時00分、ジオライナーに乗車。
18時15分、茅野駅に到着。登山帰りの人々で混み合う駅の蕎麦屋で一杯食べ、19時10分発の特急あずさに乗車。三連休の最終日は予想通り満席で、新宿まで立ちっぱなし。帰宅したのは下山後10時間経った22時近くでした。長い帰り道でした。
前日の甲斐駒ヶ岳はこちら↓

