二百名山を気長に登るブログ

二百名山の制覇を気長に目指してます。公共交通機関を利用した縦走が好きです。

金剛堂山:栃谷登山口から、麓の紅葉と山頂の稜線を楽しむ

2024年11月16日 二百名山の金剛堂山に登りました

<前金剛から中金剛への稜線>

富山県の金剛堂山に、夜行バスとレンタカーを利用して行ってきました。麓の紅葉と山頂の稜線を楽しみ、温泉と海の幸も満喫した小旅行。栃谷登山口から往復する距離11.7km・累積登り1189mのコースを紹介します。

アクセス
24時00分 新宿駅発(夜行バス)
06時40分 富山駅
07時00分 富山発(レンタカー)
08時30分 栃谷登山口着

今年9回目の夜行バス。時間と交通費を節約できるので、夜行バスで山に向かうのが標準になってきました。6時の有磯海SA。寝惚け眼で眺めた満月。

6時40分、富山駅に到着し、タクシーでジャパンレンタカー富山店へ。そこから約1時間20分、国道471号&472号線を走って登山口に向かいます。八尾からは狭隘な山道に入るので慎重に運転しました。栃折峠を越えて利賀村南砺市)に入ると、登山口までもう少しです。

8時30分、栃谷登山口に到着。30台以上は駐められる広い駐車場に、この日は20台ほど駐まっていました。

8時40分、登山開始。

麓は紅葉が見頃。赤や黄に染まった木々を眺めながら、つづら折りに登ります。

9時10分、栃谷登山口より1km地点に到着。この先も、2km地点・3km地点・4km地点と標識が出てきます。

2km地点付近は、すっかり落葉したブナ林。

3km地点を越えると展望が開けてきます。

10時40分、金剛堂山(前金剛)に到着。緩勾配の歩きやすい道をハイペースで登ってきたので、登山口からわずか2時間で着きました。

前金剛からは360度の好展望。特に北アルプスが綺麗に見えました。剱岳立山

こちらは御嶽山木曽駒ヶ岳・小秀山・経ヶ岳に続いて、4回連続のご登場。来年は絶対登りたい。

前金剛から、さらに中金剛・奥金剛へと進みます。

この稜線が楽しみだったんですよね。天気も何とかもってくれたので、期待通りの素敵な稜線。はるばる来た甲斐がありました。

池塘も1箇所。奥に槍ヶ岳もはっきり見えます。

10時55分、中金剛に到着。標高1650m。ここが最高峰ですが、狭い山頂は藪に覆われて眺望はありません。

続いて、右奥に見える奥金剛へ。この稜線上で数組の登山者とすれ違いました。やはり大体の方が奥金剛まで足を伸ばすようです。

11時15分、奥金剛に到着。山頂は広々としています。晴れていれば白山を見渡せるはずですが、残念ながら曇りがちでした。今回はここでゴール。おにぎりを食べてから、同じ道を引き返します。

奥金剛から中金剛へ。

中金剛から前金剛へ。

そして前金剛から下山します。

紅葉の山道をささっと下りて、

13時10分、栃谷登山口に帰還しました。

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下山後は、利賀村にある天竺温泉に寄りたかったのですが、能登半島地震の影響で休業中だったため、八尾ゆめの森ゆうゆう館で入浴。入浴料650円。

15時30分、富山市内に戻ってレンタカーを返却し、

徒歩とバスで富山駅に到着。

さあ今回、最も楽しみにしていた夕食へ。まだ16時半ですが、通し営業している魚どん亭に入店しました。

ビールを飲んだ後、刺身盛り合わせ1人前と富山の名酒・勝駒。いやぁ、もう最高。刺身では特にバイ貝が美味しかった。他にも、かに味噌とかに身、バイ貝肝串焼き、ホタルイカ沖漬け、富山湾ボール(魚のすり身揚げ)を食べ、地酒を2杯飲んで、お会計9000円。(本当はカニを食べたかったのですが、時価の紅ズワイガニは一杯9800円だったので、さすがに諦めました)

新幹線までもう少し時間があったので、立山そばで締め。

18時17分発の新幹線かがやきに乗って東京に帰りました。富山の登山と温泉と魚介を楽しんだ、贅沢な小旅行でした。