2024年7月28日 百名山の旭岳に登りました
<噴煙を上げる旭岳>
今回は初めての北海道登山に来ました。北海道に来るのは高校の修学旅行以来。あれから22年も経ったのかと、歳月を数えて驚いてしまいました。旭川をベースに、1日目は旭岳、2日目は十勝岳に登ります。
7時00分羽田空港発のフライトで、8時40分、旭川空港に到着。
空港から10分ほどの所にあるワールドネットレンタカーでレンタカーを借り、9時20分、旭岳ロープウェイに向けて出発。
車で上川盆地を走ります。広大な田畑を突っ切る、どこまでも真っ直ぐな道路。信号もほとんどなく、北海道のワイルドさを味わえます。
10時10分、旭岳ロープウェイに到着。旭川空港から50分ほどで着きました。
今回はロープウェイに乗って姿見駅まで登ります。料金は往復3200円。15分間隔で運行。この大きなロープウェイに20人ほど乗り込みましたが、7割ぐらいは外国人観光客でした。
10時40分、ロープウェイの頂上、姿見駅に到着。
ここ姿見駅を起点に旭岳まで往復する、距離5.9km・累積登り716mのコースを歩きます。
姿見駅の周辺は、観光客も散策できる周回コースになっています。まずは時計回りに半周して、姿見の池を目指します。
この散策コースは本当に美しかったです。
綺麗な緑の草原にいくつもの池があり、
高山植物が花を咲かせています。アイヌの人々が大雪山をカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼んだ理由が分かる気がします。
そして、半周ほどしたところで目の前に現れた旭岳。
もうもうと上がる噴煙。噴気活動展望台という所まで行って、その息吹を間近で見て来ました。
噴気孔から引き返して姿見の池へ。ここから右の稜線に回って登山道に入ります。
登山道を少し登って散策コースを振り返ります。晴れていたのはここまで。ここから先はガスに包まれてしまいました。
六合目に到着。(ちなみに、姿見の池が五合目)
七合目。ガスで展望がないため淡々と登ります。
八合目。この天候にも関わらず沢山の人が登っています。さすが大人気の山。
九合目。
視界のよくない中を歩き続けて、
12時30分、山頂に到着。登山開始から1時間50分のタイムでした。標高2290m。北海道の最高峰です。
こんな悪天候でも、頂上には20人以上いました。好天の日ならどれだけ沢山の人がいることやら。
頂上で羊羹を食べて下山。
下山時に雨が降ってきました。気になったのは装備が不十分な登山者の多さ。スニーカーでレインウェアも着ていない登山者が結構いました。夏山でも、雨が降り風が吹けば低体温症になるリスクがあります。ロープウェイで気軽に登れる人気の山だけに、遭難も起こりうるのではと心配になりました。
13時40分、下山。14時00分のロープウェイに乗って駐車場まで下りてきました。
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雨で体が冷えたので、車で少し降りたところにある旭岳温泉湯元湧駒荘で入浴。料金1200円と少し高額ですが、熱めのお湯で立派な温泉宿でした。
車で旭川に戻って、旭川駅付近のスーパーホテルに宿泊。荷物を置いて、夕食に繰り出します。目当てはジンギスカン。16時半に有名な大黒屋に着くと、すでに30名以上が待っていましたが、整理券を受け取って待合室で待っていると、店の回転が早いようで、意外にも20分程度で席に案内されました。
大黒屋は活気のあるお店。念願のジンギスカンを山ほど食べ、旅の初日を締めました。
<記録>
10時40分開始、13時40分下山(3時間)
距離5.9km・累積登り716m
旭川2日目の記事はこちら。