2021年12月28日 二百名山の御正体山に登った記録です
<大平山から山中湖越しに富士山を眺める>
「どの山に登ろうかな」と地図や本を調べているときに、ふと目に留まった山名に不思議と惹かれることはありませんか? 名前を見ただけで登りたくなる山。私にとって、御正体山こそずっと気になる存在でした。
地図で御正体山を見てみると、南方には石割山もある。これは縦走できそうだと分かり、コースを練りました。御正体山入口から、御正体山・石割山・大平山を経て、山中湖に下るルート。距離20km・累積登り1758mの縦走コースです。
アクセス
7時03分 大月駅発(富士急行線)→ 7時19分 都留市駅着
7時20分 都留市駅発(タクシー2300円)→ 7時35分 御正体山入口着
都留市駅から登山口までバスも運行していますが、この時期は本数が少なく、早くアクセスしたかったので、タクシーを利用しました。
7時35分、御正体山入口からスタート。三輪神社の脇から進みます。
2時間ほど舗道や樹林帯を歩くと、ようやく稜線に出てきました。
稜線に出た途端、富士山が視界に飛び込んできました。ここからほぼずっと、富士山を眺められる嬉しいルートになります。
10時30分、御正体山に到着。実は山頂に至る途中、危ない目に遭いました。道中に大岩があり、無理やりよじ登って進んだところ、険しい崖上に出てしまい、引き返すのにも苦労しました。戻って見てみると、ちゃんと巻道があったので凡ミスです。「おかしい」と思ったら、突き進むことは禁物だと学びました。
今回私が登ったのは地味なルートで、他にもいくつか登山道があります。そのうち、池ノ平ルートは、今上天皇が皇太子時代に登ったルートで、所々に石仏や、江戸時代に当地で入定した妙心上人の堂跡があります。いつかそのルートも歩いてみたいです。
10時40分、御正体山を出発し、山中湖を目指します。
11時25分、中ノ岳に到着。
13時00分に石割山に到着。山頂が広々していて、山中湖越しにどデカい富士山を眺めることができます。
14時00分に大平山に到着。こちらも石割山に劣らない絶景。
山中湖北に下山し、一般道を30分歩いて、山中湖平野のバス停に到着。高速バスで新宿へ帰りました。
冬晴れの日に、色々な角度から富士山や山中湖の眺めを楽しめた満足の縦走でした。
<記録>
7時35分開始、15時15分下山(7時間30分)
距離20km・累積登り1758m