二百名山を気長に登るブログ

二百名山の制覇を気長に目指してます。公共交通機関を利用した縦走が好きです。

榛名山:榛名神社から伊香保温泉までの縦走

2023年1月4日 二百名山榛名山に登った記録です

<烏帽子ヶ岳から榛名湖と榛名富士を眺める>

群馬県のほぼ中央に位置する榛名山。火山活動でできた榛名湖を、掃部ヶ岳・烏帽子ヶ岳・榛名富士などが取り巻いており、これら外輪山の総称を榛名山と呼びます。利根川を挟んで隣にある赤城山も同じような形をしており、兄弟のような存在ですね。

榛名山にはいろいろなルートがあるので、どこを歩こうか地図を睨んでいると、榛名湖の南西麓には榛名神社があり、北東には名高い伊香保温泉がある。それなら繋いで歩いてみようと、榛名神社から、榛名湖畔の三山を登って、伊香保温泉まで縦走するルートを計画しました。距離17.1km・累積登り1366mのコースです。

アクセス
6時28分 東京駅発(はくたか551号)→ 7時16分 高崎駅
7時25分 高崎駅発(群馬バス)→ 8時40分 榛名神社

8時40分、榛名神社のバス停からスタート。

榛名神社の鳥居から本殿まで、川沿いの参道を歩きます。境内の冷えわたる空気が気持ち良い。初詣で来ている方もちらほらいました。

15分ほどで本殿に到着。突き立った岩々が、厳つい雰囲気を醸し出しています。


参拝を済ませ、神社の裏から登山道へ。ここから30分かけて、榛名湖畔の天神峠に向かいます。

9時50分、天神峠に到着。

10時00分、湖畔の宿記念公園から1座目の掃部ヶ岳を目指します。直登が続き、結構キツい道です。凍結箇所も多く、チェーンスパイクを履いて登りました。

10時45分、掃部ヶ岳の山頂に到着。標高は1449mで、榛名山の最高峰です。

山頂から南を見渡すと、妙義山荒船山が見えます。

眼下には、榛名神社の赤い鳥居も見えました。あそこから、ここまで登ってきたんですね。

山頂から20分ほど下って、展望ポイントの硯岩に到着。榛名湖と榛名富士を眺めます。

いったん榛名湖まで下りてきました。湖越しに榛名富士。榛名山の中でこの榛名富士が一番端正な形をしています。

11時50分、2座目の鬢櫛山に向かいます。こちらも掃部ヶ岳と同じく直登が続き、道もやや不明瞭。正直、低山だから楽だろうと思っていましたが、掃部ヶ岳も鬢櫛山もナメてはいけません。距離は短いものの結構きついです。

12時30分、鬢櫛山に到着。次に、3座目の烏帽子ヶ岳に向かいます。

13時00分、烏帽子ヶ岳に到着。ここから少し進んだ先に展望ポイントがあります。

山頂の先にある展望ポイント。南の展望が素晴らしく、コース上でここが最も好展望でした。写真右は榛名富士、左奥は相馬山です。

13時45分、湖畔に下山。登山はこれで終わり。それにしても、快晴の登山日和なのに、すれ違った登山者はわずか10名ほどだったのは意外でした。榛名湖周辺も歩いている人はなく、閑散としています。

あとは一般道を歩いて、最終目的地の伊香保温泉に向かいます。・・・歩き始めたものの、ただただ長い単調な道。榛名湖から伊香保温泉までバスが出ているので、やっぱりバスに乗れば良かったと少し後悔。

14時20分、ヤセオネ峠に到着。ここから再び山道に。伊香保温泉まであと40分ほどです。

15時00分、伊香保温泉にゴール。伊香保温泉は初めて来れたので嬉しさもひとしお。山間に露天風呂を見つけて早速入浴しました。入浴料450円。割とハードな登山でしたが、風情ある露天風呂ですっかり癒されました。

入浴後、バス停のある伊香保案内所へ。正面には小野子山が綺麗に見えます。榛名湖は心配になるぐらい人が少なかったけれど、伊香保は結構な賑わいでした。

16時10分、伊香保案内所発のバスに乗って、16時47分、渋川駅に到着。上越線高崎駅に向かい、東京に帰りました。

<記録>
8時40分開始、15時40分終了(7時間)
距離17.1km・累積登り1366m