2022年1月20日 百名山の筑波山に登った記録です
<登山口の筑波山神社>
百名山及び二百名山の中で、標高が最も低い筑波山(876m)。だだっ広い関東平野から見ると、東にある独立峰は目立つ存在で、古来から有名だったに違いありません。山名の由来は多々あるようですが、陸地が東に「尽きる端」にあるから尽端(つくば)となった説が、個人的には分かりやすいと思っています。
古来から崇敬を集める筑波山。昔の人々はこの山をどのように眺めたのだろうか。その感覚を味わうために、沼田から登山口まで歩き、登りは御幸ヶ原コース、下りは白雲橋コースを歩きました。距離9km・累積登り954mのコースです。
アクセス
11時00分 つくばセンター(つくば駅)発(バス)→ 11時29分 沼田バス停着
つくば駅からバスに乗車。このバスで登山口まで行けますが、麓から山を眺めたかったので、沼田バス停で降りました。さっそく沼田の集落から筑波山が綺麗に見えます。
沼田の集落を抜けると、つくば道に合流します。
日本の道百選にも選ばれている、昔懐かしい街並みの道で、筑波山を前方に見上げながら30分ほど歩きました。登山だけでは短時間で終わってしまうので、バスで行く場合はこの道を歩いてみることもお勧めします😀
沼田から約45分、登山口の筑波山神社に到着。御幸ヶ原コースから山頂を目指します。
樹林帯の頭上を、時々ケーブルカーが通る登山道です。
登山口から1時間15分で山頂広場に到着。筑波山は、山頂に男体山と女体山を有する双耳峰。まず広場から10分歩いて、男体山頂に到着しました。
男体山から山頂広場に戻ります。広場には売店や軽食屋が並んでいるので、このうちの一軒に入って、つくばうどんを注文。冬の寒い日に、温かい食事を頂けるのは最高ですね。
山頂広場から20分ほど歩いて、女体山の山頂に到着。眺望が開けているので、しばらく眺めを楽しんだあと、白雲橋コースで下山します。このコースには、変わった形の巨岩がいくつもあります。こちらは北斗岩。
こちらは弁慶七戻り。
筑波山は、風化に強い斑れい岩と、風化に弱い花崗岩が混じって形成されたため、風化に強い部分だけが残って今の形になったようです。いろんな奇岩を見て楽しめるコースですが、岩場の段差が大きい箇所もあるので、気をつけながら歩きました。
15時45分、筑波神社に下山。
ここから少し離れた筑波山神社入口でバスに乗って、つくば駅に帰還しました。
<記録>
11時30分開始、15時45分下山(4時間15分)
距離9km・累積登り954m