二百名山を気長に登るブログ

二百名山の制覇を気長に目指してます。公共交通機関を利用した縦走が好きです。

火打山&妙高山:雪の火打と紅葉の妙高。素晴らしい縦走路。

2023年10月22−23日 百名山火打山妙高山を縦走しました

<高谷池ヒュッテから火打山を望む>

火打山妙高山。高谷池ヒュッテに1泊し、1日目に火打山、2日目に妙高山に登るルート。距離20.8km・累積登り1982mのコースです。

アクセス
6時16分 東京駅発(かがやき501号)→ 7時36分 長野駅
7時45分 長野駅発(しなの鉄道)→  8時30分 妙高高原駅
9時35分 妙高高原駅発(バス)→ 10時25分 笹ヶ峰

新幹線・電車・バスを乗り継いでようやく登山口の笹ヶ峰に到着。10時30分、登山開始。この時間に下車して登山に向かったのは5名でした。

麓の登山道は紅葉真っ盛りです。

登山口から3時間かけて富士見平の先に出ると、火打山が姿を現しました。右下の方に三角屋根の高谷池ヒュッテが見えます。

高谷池ヒュッテに到着し、荷物を置いた後、火打山を目指します。ヒュッテから山頂へは約1時間半。もうずっと素晴らしい景色です。ここは天狗の庭。池塘が点在し、尾瀬のような雰囲気です。

山頂を目指します。

15時20分、火打山に到着。雲一つない最高の天気だけど、強風で凍えるような寒さ。

火打山から西方向。お椀型の焼山の奥に雨飾山も見えます。奥には北アルプス

高谷池に下ります。前方には妙高山

16時30分、高谷池ヒュッテに戻りました。大部屋に泊まりましたが、一人2畳分ぐらいの広いスペースに、仕切りもあって大変快適。スタッフの皆さんもすごくいい人たちでした。早朝にスタートすれば、火打山妙高山の日帰りも可能かもしれませんが、ここに泊まってゆっくり楽しむことをお勧めします。

食事。夕食はカレーとハヤシライス。朝食は中華丼でした。ともにおかわり自由で、しっかり腹ごしらえできます。

 

2日目。7時に高谷池ヒュッテを出て、妙高山へ向かいます。茶臼山を越えて黒沢池に出ました。

大倉乗越。ここから妙高山まで、トラバースと急登の険しい道が続きます。

トラバース

10時、妙高山に到着。最後の登り1時間はかなり急登でした。

山頂から火打山方面の眺め。トラバースの道など、歩いてきた道がよく見えます。

山頂からの下り。山頂直下から9号目までは急な下りが続きます。ここまで来ると積雪は減ったので、チェーンスパイクを脱ぎました。

燕登山道を下ります。道脇に硫黄が溶け出した川が流れています。そして前方には神奈山の綺麗な紅葉!

素晴らしい紅葉で、何枚も同じような写真を撮りました。

14時15分、燕温泉にゴール。黄金の湯(無料)で入浴。露天で開放的。硫黄泉のいい湯加減です。バス停はここから少し歩いたところにあります。

14時35分、燕温泉発のバスに乗り、15時10分、関山駅に到着。関山駅からしなの鉄道で長野駅に向かい、東京に帰りました。

いつも登山は日帰りですが、山で宿泊して縦走するのは、格段に充実感がありますね。何より行きのバスで一緒になった方々と、最初から最後までワイワイしながらの旅になったので本当に楽しかった😆

<記録>
距離20.8km、累積標高1982m