2022年5月28日 百名山の甲武信ヶ岳に登った記録です
<登山道から甲武信ヶ岳を望む>
甲武信ヶ岳。名前が格好いいと思うのは私だけでしょうか? 登山を始めた頃からの憧れの山。長距離登山の経験を積んでから、日の長い5月に、日帰りで挑戦しました。西沢渓谷から梓山まで、南北に踏破する距離18.8km・累積登り1578mのロングコースです。
アクセス
7時07分 高尾駅発(JR)→ 8時12分 塩山駅着
8時30分 塩山駅発(バス)→ 9時30分 西沢渓谷入口着
ロングコースなので早朝からスタートしたいところですが、東京からはこれでも一番早い到着。9時30分、西沢渓谷から登山開始。渓流沿いを20分歩くと登山口に着きます。ここから徳ちゃん新道と近丸新道の2つのルートを使えますが、今回は徳ちゃん新道を登りました。
シャクナゲが見頃の季節。鮮やかな新緑に、花を添えてくれます。
登り一辺倒でなかなか大変ですが、標高1700mぐらいに来ると眺望が開けます。快晴で富士山を綺麗に見渡せました。
標高が上がるにつれ傾斜も急に。
ただ、それ以上に景色が素晴らしい😀
到着間近です。山頂の手前に甲武信小屋があり、大勢の登山者が休憩していました。私もここで昼食。皆さん、挨拶のように「本当にいい天気ですねぇ」と声をかけます。それぐらい素晴らしい天気でした。
13時00分、山頂に到着。もう少し苦労するかと思っていましたが、景色が良かったので、割とあっという間に着いた感じです。標高は2485m。このエリアは、アルプスや八ヶ岳には及ばないものの、標高の高い山が揃っていますね。憧れの山に到達できた嬉しさを噛み締めて、下山します。
下山は毛木平に向かいます。埼玉最高峰の三宝山を経るルートと、千曲川源流沿いルートの2つありますが、歩きやすいと言われる後者を選択。
登山道の傍を、ずっと川が流れています。こんな小幅の渓流が、長野県を縦断し、新潟県に入って信濃川に名を変え、日本海に至るのだなぁ🤔 そんな事を思いつつ、川音に癒され、冷たい水で顔を洗いながら、歩きました。
15時00分、毛木平駐車場に到着。帰りのバスの時間が気になって、小走りで下りてきたので、かなり早いペースで到着しました。
私はバス停まで歩かないといけません。梓山バス停までは、さらに1時間ほどの道のり。広大なレタス畑の中を歩きます。ここは長野県南佐久郡の川上村。登山口の西沢渓谷は山梨県だったので、県境を越えて長野県に下りてきたという訳ですね。ちなみに川上村は、レタスの生産量が全国1位らしいです。
バス停までもう少し。
16時00分、梓山バス停に到着。16時09分発のバスに間に合いほっとしました(これを逃すと次便は1時間半後)。バス停の脇を千曲川が流れ、のどなか空気です。
16時09分、梓山発のバスに乗り、16時34分、信濃川上駅に到着。そこから小海線に乗って、小淵沢駅に帰還しました。新宿行きの特急が来るまで、駅構内の丸政で馬肉そばを食べ、
展望デッキで缶ビールを飲むという、最良の締めでした。
<記録>
9時30分開始、16時00分下山(6時間30分)
距離18.8km・累積登り1578m