二百名山を気長に登るブログ

二百名山の制覇を気長に目指してます。公共交通機関を利用した縦走が好きです。

巻機山:錦繍に染まる稜線

2022年10月4日 百名山巻機山に登った記録です

<御機屋から前巻機山へ至る稜線>

群馬と新潟の県境に位置する巻機山。その名の通り、古くから機織りの神として信仰されている山です。桜坂駐車場から山頂まで往復する、距離12.4km・累積登り1457mの定番コースを歩いてきました。

アクセス
6時44分 東京駅発(たにがわ73号)→ 7時50分 越後湯沢駅
8時10分 越後湯沢駅発(レンタカー)→ 8時50分 桜坂駐車場着

公共交通機関では、六日町駅から清水までバスでアクセスできるようですが、到着がかなり遅くなってしまうため、越後湯沢駅からレンタカーを利用しました。

8時50分、桜坂駐車場から登山開始。約60台駐められる駐車場は、平日にも関わらず半分以上埋まっていました。見上げると、巻機山に隣接する割引岳が見えます。

巻機山で最もポピュラーな井戸尾根コースを歩きます。特に難所も急登もない、シンプルな道です。

樹林帯を歩き、五合目の焼松、六合目の展望台を越え、七合目に至ると視界が開けてきました。ここから山頂まで、開放的で気持ちの良い山歩きを楽しめます。

八合目に到着。九合目の巻機山(ニセ巻機)を目指して歩きます。

もう少しで九合目。右手には、巻機山の山肌が綺麗に見渡せます。

11時10分、九合目(前巻機山)に到着。正面左のピラミッド型の山は割引岳。右のなだらかな稜線が巻機山です。

いったん、避難小屋のある鞍部に下ります。山肌は緑・黄・赤の綺麗なコントラスト。周囲を見渡せば越後の山々。本当に来て良かったと思える最高の稜線です。

避難小屋から登り返し、11時35分、巻機山の標識に到着。登山口から2時間45分のタイムでした。

巻機山から、さらに20分ほどかけて、牛ヶ岳に向かいます。起伏の少ない、素晴らしい稜線なので、ここまで来たら牛ヶ岳まで足を伸ばすといいでしょう。前に見えるのは巻機本山。

巻機本山(標高1967m)付近には池塘も点在しています。

草紅葉が本当に素晴らしい👍まさに絨毯のような山肌。

11時55分、牛ヶ岳に到着。越後の山々を眺めた後、来た道を戻ります。

巻機山に戻ってきました。ここから眺める前巻機山の稜線も綺麗です。

登りと同じコースで下山。

14時40分、桜坂駐車場に下山。レンタカーを運転して越後湯沢駅に戻りました。

樹木の紅葉にはまだ早い10月初め。しかし思い掛けず、錦繍に染まる草紅葉に出会えた山旅でした。

<記録>
8時50分開始、14時40分下山(5時間50分)
距離12.4km・累積登り1457m