二百名山を気長に登るブログ

二百名山の制覇を気長に目指してます。公共交通機関を利用した縦走が好きです。

女峰山:満開のツツジ。霧降高原から日光東照宮までの充実旅。

2023年5月18日 二百名山の女峰山に登った記録です

<竜巻山付近から女峰山を振り返る>

標高2400m級の山々が連なる日光連山。男体山日光白根山百名山、女峰山が二百名山に選ばれています。今回は、そのなかで未踏だった女峰山に登りました。霧降高原から、赤薙山・女峰山を縦走して、日光東照宮に下る、距離14.8km・累積登り1305mの健脚向けコースです。

アクセス
6時04分 東京駅発(やまびこ51号)→ 6時52分 宇都宮駅
7時00分 宇都宮駅発(JR日光線)→ 7時44分 日光駅
7時50分 日光駅発(タクシー4500円)→8時10分 霧降高原着

日光登山の玄関口、日光駅に到着。さっそく女峰山(中央)と赤薙山(右)が出迎えてくれました。駅からタクシーで霧降高原に向かいます。

8時10分、霧降高原に到着。レストハウスの自販機でコーヒーを買って飲んだ後、8時15分、登山開始。

と、いきなり待ち受けているのは長い階段。1445段もあります(汗)標高1345mのレストハウスから、標高1582mの小丸山展望台まで階段が続きます。

8時45分、小丸山に到着。コース上に高木がないため、ずっと展望のよい稜線を歩くことができます。前方に見えるのは赤薙山。

ここでアクシデント。靴擦れをしてしまいました。しかも両足。新品の靴でもないのになぜと思ったけれど、あの長い階段が影響したのかも。テーピングを貼っても効果少なく、痛みは増すばかり。こんなに靴擦れが辛いものだとは思ってもみませんでした。素晴らしい景色でしたが、写真を撮る余裕がほとんどなく、山頂まで痛みに耐える苦しい登山になりました(泣)

9時50分、赤薙山に到着。まだまだ先は長いです。

11時20分、一里ヶ曽根独標に到着。ここは絶景ポイントでした。前方に女峰山が見えます。まだ距離はありそうです。

12時40分、女峰山に到着。登山口から4時間20分のタイムでした。いやぁ、長かったし、靴擦れが痛かった(泣)山頂は360度の絶景。南を見渡すと、手前に大真名子山、奥に男体山が見えます。

北を見渡すと、奥に燧ヶ岳が見えます。

昼食後、日光東照宮へ下山します。山頂にいたベテラン登山者と、一緒に下山することになりました。この方は百名山を全て2回登ったとのこと。最も印象深い山は大雪山らしいです。北海道かぁ。いつか登ってみたいですね。

14時20分、黒岩というポイントに到着。

黒岩から女峰山を振り返ると、崩落箇所が目立ちます。同行者曰く、いつか登れなくなる日も来るのではないかとのこと。

長い下山道を進みます。標高が高いうちは、見晴らしの良い岩道です。

標高が下がると笹道に。そしてツツジが見えてきました。

広大な笹っ原に咲き誇る大量のツツジ。この赤いのはヤマツツジ。他にアカヤシオシロヤシオも満開。同行者に花の名前をたくさん教えてもらいました。

ツツジのトンネル。植物には疎いので、普段あまり草花の写真は撮りませんが、この日は過去最高に草花の写真を撮りました。

16時30分、日光東照宮裏の駐車場に下山。ここから東武日光駅まで歩くつもりでしたが、同行者に駅まで送って頂きました。道中でも植物を中心にいろんなことを教えてもらい、有り難かったです。

駅前のレストランで一杯飲んだ後、リバティけごんに乗って東京に帰りました。

靴擦れは思わぬアクシデントでしたが、景色が良く、登りがいのある充実したコース。特に満開のツツジが印象に残った山旅でした。

<記録>
8時15分開始、16時30分下山(8時間15分)
距離14.8km・累積登り1305m