二百名山を気長に登るブログ

二百名山の制覇を気長に目指してます。公共交通機関を利用した縦走が好きです。

コラム:2023年の登山を振り返る

2023年の登山を振り返ろうと思います。

2023年の登山記録
月に2回のペース

年間24回。前年も前々年も同じぐらいの回数でした。登山の間隔が3週間ほど空くと、焦ったくなります。1週間の間隔だと、やや倦怠を感じます。なので、私にとって2週間に1回というのが、ちょうどいい熱量で臨めるペースです。

都道府県別には

1位 山梨(5回) 2位 長野(4回) 3位 福島(3回)という順位でした。山梨と長野は強いですね。1位と2位は今年も同じようになると思います。

南アルプスデビュー

憧れの南アルプスに初めて登りました。これは嬉しかったです。7月に北岳、8月に鳳凰三山。山慣れしたベテランが多い印象で、自分も一端の登山者に仲間入りした気分でした。北岳では高山病にかかり、間ノ岳を断念した悔しさも残りましたが、それも含め良い経験と思い出になりました。

利用価値が高い!夜行バス

仕事や家庭の都合もあるため、日帰り登山がメインですが、東京から日帰りできる有名どころは、ほぼ行き尽くしつつあります。そこで、夜行バスを利用することが増えてきました。今年は3回。会津駒ヶ岳・燧ヶ岳(新宿発尾瀬行き)と、高妻山(新宿発長野行き)です。夜行バスのメリットは3つあると思います。
① 早朝に到着できるので、余裕をもって楽しめる。
② 安い。例えば、新宿ー長野は3800円(新幹線なら7000円)
③ 快適。最近は3列シートのバスも充実している。
デメリットとして「眠れない」ことが挙げられると思いますか、私は家でもバスでも、登山の前はワクワクしてあまり眠れないため、大したデメリットとは感じていません。むしろ③で挙げたように「けっこう快適だなぁ」と思いながら一夜を過ごしています。今年も、夜行バスを活用して遠方に出かけたいと思っています。

印象に残った登山 ベスト3

3位 蔵王山

宮城県白石蔵王からスタートして、山形県蔵王温泉にゴールする縦走ルート。南蔵王は緑の稜線が綺麗で、中央蔵王は火山特有の荒涼とした雰囲気が素敵。快晴下、対照的な山域を日帰りで踏破でき、大満足でした。

2位 火打山妙高山

高谷池ヒュッテに宿泊し、百名山の2座を縦走する人気コース。雪の火打山と、紅葉の妙高山が対照的でした。コースが変化に富んでいて全く飽きることのない、楽しい縦走でした。

1位 飯能アルプス

西武秩父線正丸駅から飯能駅まで、距離25.6km・累積登り2000mの縦走ルート。延々とアップダウンを繰り返す道を、9時間半かかって何とかゴールしました。あまり楽しい登山ではありませんでしたが、その後、他のキツい山道を歩いていると「あの時も歩けたから大丈夫だ」と飯能アルプスをよく思い出すようになりました。この経験で、心身ともに一皮剥けたように感じています。

関連する活動記録はこちら